水曜日, 10月 10, 2012

2000ルクスF11の感度が理想

 ベーターカムのENGカメラ時代、感度が2000ルクスF5.6からF8になり「明るいなあ」と皆喜んだ。それから年月が経ち、近年はF11のハイビジョンカメラが増えてきた。私はENGカメラマンから舞台のカメラマンに転身したので、放送局用カメラの感度でF8が最高の時に、業務用ではF11のカメラが出たので所有し、暗いシーンの多い舞台撮影で大活躍しました。

そんな中、F12のハイビジョンカメラを使わせてもらったが、明るすぎる照明の時には、アイリス(絞り)がF16になり、油断するとC(クローズ)になり真っ暗になってしまいます。なので、舞台撮影では2000ルクスF11の感度が理想です。そこで、当方は、独自のノウハウによりこれらの解決方法を身につけております。たまに、応援で行くとその違いがよくわかります。

【さまざまな舞台条件】

日本の各地でお仕事いただきますと、いろんなことを経験いたします。そんな中、ホールの条件が悪かったり、舞台スタッフが優秀とは限りません。だからこそ、アクシデントを想定した準備や心構えが必要です。なので、2000ルクスF11の感度が理想です。また、リアルタイム色温度変換をすることで、どんな照明になろうとも見た目の綺麗な色合いで映し撮っています。

どんな商品や技術があっても長所や短所があります。そんな中、ローコスト&ハイクオリティーを謳う究極の選択としてワンマンで活動しています。そして、長所を思いっきりアピールしています。

通常、会館の開館時間は9時ですが、今回は8時半に入らせていただきました。しかし、客電を消したまま舞台の照明を調整していたので準備が大変であり、結局、客電を点けてくれたのが9時でした。そして、ゲネプロ開始が10時です。つまり、機材準備時間が1時間しかありません。当方はカメラ3台であり、今回、舞台袖から音声ケーブルをはわし養生しなければならず、通常よりも時間がかかりました。そして、準備が完了していない中、ゲネプロが始まってしまいましたが、焦ることなく冷静に舞台演技を見ながら10分後に完了し、いつものゲネプロ色温度チェックをしました。そして、いつもどおり本番を妥協なき綺麗な色合いで撮影することができました。

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