金曜日, 5月 22, 2015

究極のENGレンズを考える

   放送局用や業務用ショルダータイプのENGカメラに付いているレンズは、フルマニュアル操作が出来ることは常識です。ただ、フルマニュアル操作できないカメラマンの為に、電動レバーズームやオートアイリス(絞り)も付いています。また、近年では写真用レンズのようにオートフォーカス対応レンズも発売されています。業務用クラスでは、オートフォーカス対応が標準になってきました。

 しかし、それに頼り最高の映像を撮っているのかと思いきや下手な映像をよく観るようにもなって来ました。そんな中、究極のENGレンズを考えてみました。まず、長年の感覚操作で馴れ親しんだレンズとは16mmフィルムキャメラレンズの構成を守ることであり、フォーカス⇒ズーム⇒アイリスの順番を守ることです。そして、回転方向も同じでなければなりません。これに、現在、当方も所有しているカメラには、メニュー操作から色温度を録画中にリアルタイム変換可能です。また、NDフィルターを細かく変換できるカメラも発売されていますが、私にとって重要なのはリアルタイム色温度変換です。

 次に、デジタルになってから写真用レンズでは、全てではないですがアイリスリングが無くなりました。ズームも電動でしか出来ないものもあります。言い方を変えるとマニュアル操作では滑らかな操作が出来ません。それでも、ピント・ズーム・アイリスをデジタル処理で可能になるのであれば、フォーカス⇒ズーム⇒アイリス⇒色温度変換リング(ロック付100k単位)⇒NDフィルターダイヤル(ロック付)の五つのリングを構成すれば、究極のENGレンズになりますね。そして、バックフォーカス調整が出来る高倍率ズームレンズが必須です。ちなみに、このこだわりの中に、現在、一眼レフデジタルカメラ(DSLR)の中で録画中にリアルタイム色温度変換できるカメラがすでに発売されています。さらなる改良、使い勝手が良くなる事を楽しみにお待ちしております。ありがとうございました。

【研究】
   先日、色温度可変型のLED照明を使った照明さんと一緒に仕事しました。カメラもリアルタイム色温度変換できないと時代に取り残されてしまいますね。幸い、当方は5年前からリアルタイム色温度変換できる業務用ハイビジョンカメラを所有しています。
2017年からこのカメラで始動します。フルオートでも撮れますが、フルマニュアルで撮ります。そして、レンズが高倍率であり35mm映画キャメラのように太いので滑らかなカメラ操作ができ気に入っております。 

【舞台やスポーツ、報道の現場】
   結論から申しますと、少しでも寄れるレンズは大歓迎です。そして、広角側は、今や動画デジカメで簡単に撮れます。また、複数カメラで撮るならメインカメラに広角はそれほど必要なくなります。舞台では、最後部座席からだと問題ない。スポーツでもカメラマン席を設けられる。報道の事件現場も立入禁止のロープをはられると近寄れなくなる。
   以上のことから、広角よりも望遠の方が大事です。
   中には、引けないからと言ってワイドコンバーターを付けっぱなしで撮影している者がいますが、引けないならパンニングというカメラワークをすれば良いだけなのです。
そんな中、新しいカメラのスペック表を見ると同じ倍率のズームレンズなのに、広角側に移行したため寄れなくなっていました。現場を知っていたら「より望遠になりました」と謳うべきだと思う。但し、カメラポジションに制限がないなら、寄れない引けないレンズでも良いと思います。逆に望遠を必要としない、さがれない引けない現場なら広角ショートズームですね。

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