月曜日, 11月 12, 2012

理想と現実

【2017年12月7日更新】
現在は、メインカメラ1台、サブカメラ3台の計4台での撮影が可能です。
クラシックバレエの発表会について考える。最近、一流の海外のバレエ団の動画を観ました。 カメラが何台もあるのに色が適正だった。それは、演出家の力関係で照明に物申せているからに他ならない。

日本では、白鳥の湖など青白さが当たり前とし、照明スタッフも先生も当然としている。しかし、一流のバレエ団やテレビ局による収録だと青白さがなくなって綺麗だ。今や、少子化で人数が減る一方の発表会(全てではないが・・・)。価格もデフレしている。そんな中、まともなカメラ3台用意しカメラマン3人にスイッチャー1名なんて、バブルの時の話で今はありえない。私は、ワンマンにこだわっている。それは、少子化やデフレ対策であり20年前から実行している。そして、完璧に調整できる理想のカメラを所有しリアルタイムにホワイトバランスを調整して、客席のお客様が観て感じた本当の色合いでDVDを鑑賞していただいてる。この点は、最初に申した一流の海外のバレエ団の動画と同じである。

次に、5台以上ある海外のバレエ団の動画を観ていると演技のつなぎ目に一瞬上半身サイズがスイッチングされる。私もテレビ番組のカメラマンだったので、その撮りたい気持ちは分かる。しかし、テーマとしている『理想と現実』があり、日本の各地で撮影しているカメラ台数は2台が多いように思う。また、ニーズとしても何もかも観たいとするお客様の希望もあり、アップはいらないとされる。業者も撮れないのが『現実』だ。そんな中、例えばディアナのヴァリエーションにあるように一瞬膝をつきまた膝をつく演技がある。これを私は、常に全身を撮るルールを守り一瞬でもタイトに撮り、立ち上がっても頭が切れないよう軽やかにズームアウトし、2回するのでリズムが発生しダンサーとカメラマンが一体化し、観てて凄く心地よかった。このポリシーは、海外のバレエ団の一瞬上半身サイズを撮るポリシーと考え方は同じなのです。このことを理解して下さる先生方は当然いて、何もおっしゃられないし長年続けております。

【文字レイアウトの基本】
文字レイアウトの基本ですが、文字数により例外もあります。
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳①②③
※最高23文字でサイズ48に統一しています。
★仮名↓によるレイアウト
佐々木花子・佐々木花子・佐々木花子・佐々木花子
※上記のように5文字4名様を統一表示ルールにしていますが、上下の文字数により例外もあります。
これより大きいとモニター画面の、テロップ安全フレームに収まらず、小さくても困りますでしょう。何故なら、常識的に文字の大きさは平等で統一すべきであり、1名様の時もあるからです。

【仮名での参考レイアウト】
◎A案
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳①②③
堺    真   ・佐々木   花子・山田  華 ・山田  花子
佐々木花子・佐々木久美子・堺     真 ・山田  華
山田   花子・佐々木   花子・佐々木久美子
◎B案
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳①②③
堺  真・佐々木  花子・山田  華・山田  花子
佐々木  花子・佐々木  久美子・堺  真・山田  華
山田  花子・佐々木  花子・佐々木  久美子

 どちらが見やすいかあきらかですね。
※出演者が板付きで人数が多い時に、長々とMCが紹介する場合、テロップの文字が4行より3行の方が顔に被る確立が減ります。そういう意味で、行数が少ない方が良い。当方は、そこまで考えて良心的にビデオ制作しております。

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