まず、カメラワークが違います。テレビには視聴率があり一般の人にも見てもらいたい目的があり、編集のことを考えているので各部位のアップを撮りたがります。また、スイッチャーからもアップを撮るように指示がきます。しかし、スポーツ関係者にとっては不満たらたらです。そこで、オフィシャルビデオカメラマンなら、視聴率や編集のことを特に考える必要がなく、スポーツ関係者のニーズを知っているので、競技中は選手の全身サイズより寄らないですし、どん引きサイズもあり得ないです。
先日、選手とカメラマンの接触事故がありましたが、これ大問題ですね。密着取材や追っかけ取材の規制が厳しくなりますね。また、ワイヤーでつるした真上のカメラなども落下したら大変なことになりますね。
当方は、新体操のオフィシャルビデオカメラマンをいたしましたが、2階席の客席からであり選手にご迷惑かけることはないでしょう。そう考えると、新体操でも競技マットの近くから撮影しているカメラマンは要注意ですね。何故なら、新体操は手具を投げて演技をするスポーツだからです。
先日、一度は決まっていた業者が主催者に嫌われ、急遽、当方に依頼してくださった撮影をしました。無事に納品をし、「舞台音響のハウリングを何とかなりませんか。」という問い合わせをいただきましたが、映像のことは何もおっしゃらなかった。この世界、何も言わないということはOKなのです。お電話しても優しく明るい声だった。
そこで、嫌われた業者のHP動画を観てみると、ハイライト編集とは言え、やたらと各部位のアップが多く、全身サイズやフォーメーションを見せるという概念を知らないようだ。これでは、嫌われて当然ですね。おまけに、リアルタイム色温度変換できない為、高い色温度照明になると真っ青になっていた。
ある老舗のバレエ教室の公開動画を観てみました。ビデオ業者も一応老舗だが、人物サイズが常に小さかった。ある業者に応援で行った時、私に負けたくないカメラマンが、「絵が小さい。」と言ってきたが、そう考えると、この老舗ビデオ業者の映像は映っているだけでつまらない映像だ。もちろん、自分のお客様の撮影の時は、トリミングの必要がないくらいに寄っており、ルーズ全身サイズで撮り画面から手足の切れない撮影を心がけています。ちなみに、一流であるはずのビデオ業者の映像で、リフトされたダンサーの足が何回も切れていて寄り過ぎているのも信じられない。伝説のダンサーさんが可哀相でした。私なら確実に撮ってあげられたのにと思ったものだ。
My camera work is learned from videos of excellent ballet and rhythmic gymnastics in the world.
金曜日, 8月 28, 2015
木曜日, 8月 27, 2015
少子化対策の為のビデオ業者選び
はじめに、優れた先生のいる優れた教室やクラブ様に感謝すると共に、一流のバレエダンサーやオリンピック選手になられることを、いつも願っております。また、その為の役に立つDVDとして、当方も研究し続けます。
【最新情報】
生徒数が減り続ける中、今回の発表会では先生のご協力により、DVDのお申込本数が過去最高になりました。当方の撮影技術と価値観が認められた証ですね。感謝感謝です。
過去一度もプロのビデオ業者に依頼していなかった発表会ですが、昨年、卒業する優秀な選手にプレゼントしたいからと依頼してくださいました。そして、今年も行きますと何と生徒数がかなり増えており、当方の昨年のDVDを観ている親御様の当方への眼差しがすごくあったかかったのです。
これですよ、これ!!
ただ、映ってるだけでは駄目なのです。親御様も誰一人として撮影している方はいませんでしたし、何といっても親御様の意識が変わってくれた気がします。やはり、近所のビデオ屋さんではなく、本物のプロのビデオ業者(ビデオグラファー)に依頼してくださいね。
【優れたビデオ業者に依頼】
ビデオ業者はどこに依頼しても同じではありません。安さだけでは後悔いたします。そんな経験をしている先生方からのお問い合わせが一番多いです。どう撮っているのか、何にこだわっているのか知る必要があると思います。
それは、先生の思いはもちろん、親御様の為にも良かれとして撮影することです。そして、基本はフォーメーションを見せることであり、数人横並びで同じ演技の時は、ゆっくりパンニングをし、演技後の挨拶は寄ってあげることです。それには、オンタリー中にスムーズなズームワークが必要になります。
また、アクティブで距離間が変わる複数のダンサーの撮影構図を常に心地よい画面サイズでフォローしようとすると軽やかなズーム操作が必ず必要です。つまり、プロのカメラマンとして出来て当然のカメラ操作が出来なければなりません。そこを、古い考えのまま、よそも同じだからと言って、寄りと引きのカメラをズームを使わず単純に切り替えていることが良かれとしている大きな誤解があります。
例えば、海と真珠のように2人の演技が離れたり近づいたりする場面では、引くと引きすぎになり、寄りたくてもこれ以上寄れないと言った矛盾が発生します。
また、海外のバレエ動画を観ると一瞬でも寄りを撮っている動画をよく観ますが、それと同じで、下手と上手に分かれたグループ演技で、片方づつの演技を繰り返す場合、一瞬でも片方づつ撮れる場合は寄っています。こうすることで、映像にワクワク感がでて、見ごたえのある映像表現となるのです。これを、ズームが嫌だから引きのままで良いとするのは、芸のない固定カメラとなり面白みにかけます。
次に、映像用語として「モブシーン」があります。モブシーンとは、群集シーンのことで、主人公が何処にいるのかを表現するには、全体像から主人公にズームインするからこそ何処にいるのか分かり、カメラの切り替えで寄ると映っているが何処にいるのか分かりません。このように映像表現にはズームを必要とし、ズームイン・アウトという用語があるのです。
だからこそ、軽やかなズームワークでダンサーの距離間にあわせた心地よい構図で撮りつづけることの方が最高の映像美学となるのです。お陰様で、DVDを観たお客様から、早くも「次の発表会が待ち遠しい。」などと言っていただきました。
以上、殆どの教室が発表会を目標としており、前回の発表会DVDを観て、教室を決める親御様もいると思うのです。
■海外の伝説のバレエダンサーとSNS交流
当方は、海外の一流バレエ団で活躍されていた方とSNS交流いたしております。なので、当方がお客様のクラシックバレエのヴァリエーションを撮影すると、芸術監督に限定公開の動画を直接観ていただき、コメントをいただける可能性があります。その根拠は、「日本人の優れたバレリーナを知らせてください。」と、コメントをいただいているからです。そして、もちろん、先生とご本人の許可を頂けなければ投稿は致しません。
また、iPhoneやスマホで観れる高画質動画ファイルに変換して、個人的に鑑賞することも可能ですね。
次に、国内のバレエコンクールに出場する前に、最終目的であるはずの海外のバレエ芸術監督から、直接アドバイスコメントをいただけたら最高だと思いませんか? 当方にも奇跡のような交流が持てたのですから、努力しているあなたにも奇跡が起きるかも知れませんね。
最後に、しがらみのないお教室の先生方は、発表会やおさらい会、クリスマス会、そして、バレエコンクールはもちろん、合同発表会的なヴァリエーション大会、レッスン中のヴァリエーションを撮影するのに同じビデオ業者にする必要はないですね。
【最新情報】
生徒数が減り続ける中、今回の発表会では先生のご協力により、DVDのお申込本数が過去最高になりました。当方の撮影技術と価値観が認められた証ですね。感謝感謝です。
過去一度もプロのビデオ業者に依頼していなかった発表会ですが、昨年、卒業する優秀な選手にプレゼントしたいからと依頼してくださいました。そして、今年も行きますと何と生徒数がかなり増えており、当方の昨年のDVDを観ている親御様の当方への眼差しがすごくあったかかったのです。
これですよ、これ!!
ただ、映ってるだけでは駄目なのです。親御様も誰一人として撮影している方はいませんでしたし、何といっても親御様の意識が変わってくれた気がします。やはり、近所のビデオ屋さんではなく、本物のプロのビデオ業者(ビデオグラファー)に依頼してくださいね。
【優れたビデオ業者に依頼】
ビデオ業者はどこに依頼しても同じではありません。安さだけでは後悔いたします。そんな経験をしている先生方からのお問い合わせが一番多いです。どう撮っているのか、何にこだわっているのか知る必要があると思います。
それは、先生の思いはもちろん、親御様の為にも良かれとして撮影することです。そして、基本はフォーメーションを見せることであり、数人横並びで同じ演技の時は、ゆっくりパンニングをし、演技後の挨拶は寄ってあげることです。それには、オンタリー中にスムーズなズームワークが必要になります。
また、アクティブで距離間が変わる複数のダンサーの撮影構図を常に心地よい画面サイズでフォローしようとすると軽やかなズーム操作が必ず必要です。つまり、プロのカメラマンとして出来て当然のカメラ操作が出来なければなりません。そこを、古い考えのまま、よそも同じだからと言って、寄りと引きのカメラをズームを使わず単純に切り替えていることが良かれとしている大きな誤解があります。
例えば、海と真珠のように2人の演技が離れたり近づいたりする場面では、引くと引きすぎになり、寄りたくてもこれ以上寄れないと言った矛盾が発生します。
また、海外のバレエ動画を観ると一瞬でも寄りを撮っている動画をよく観ますが、それと同じで、下手と上手に分かれたグループ演技で、片方づつの演技を繰り返す場合、一瞬でも片方づつ撮れる場合は寄っています。こうすることで、映像にワクワク感がでて、見ごたえのある映像表現となるのです。これを、ズームが嫌だから引きのままで良いとするのは、芸のない固定カメラとなり面白みにかけます。
次に、映像用語として「モブシーン」があります。モブシーンとは、群集シーンのことで、主人公が何処にいるのかを表現するには、全体像から主人公にズームインするからこそ何処にいるのか分かり、カメラの切り替えで寄ると映っているが何処にいるのか分かりません。このように映像表現にはズームを必要とし、ズームイン・アウトという用語があるのです。
だからこそ、軽やかなズームワークでダンサーの距離間にあわせた心地よい構図で撮りつづけることの方が最高の映像美学となるのです。お陰様で、DVDを観たお客様から、早くも「次の発表会が待ち遠しい。」などと言っていただきました。
以上、殆どの教室が発表会を目標としており、前回の発表会DVDを観て、教室を決める親御様もいると思うのです。
■海外の伝説のバレエダンサーとSNS交流
当方は、海外の一流バレエ団で活躍されていた方とSNS交流いたしております。なので、当方がお客様のクラシックバレエのヴァリエーションを撮影すると、芸術監督に限定公開の動画を直接観ていただき、コメントをいただける可能性があります。その根拠は、「日本人の優れたバレリーナを知らせてください。」と、コメントをいただいているからです。そして、もちろん、先生とご本人の許可を頂けなければ投稿は致しません。
また、iPhoneやスマホで観れる高画質動画ファイルに変換して、個人的に鑑賞することも可能ですね。
次に、国内のバレエコンクールに出場する前に、最終目的であるはずの海外のバレエ芸術監督から、直接アドバイスコメントをいただけたら最高だと思いませんか? 当方にも奇跡のような交流が持てたのですから、努力しているあなたにも奇跡が起きるかも知れませんね。
最後に、しがらみのないお教室の先生方は、発表会やおさらい会、クリスマス会、そして、バレエコンクールはもちろん、合同発表会的なヴァリエーション大会、レッスン中のヴァリエーションを撮影するのに同じビデオ業者にする必要はないですね。
ラベル:
バレエ留学,
ビデオオーディション,
芸術監督
金曜日, 8月 14, 2015
撮影照明論としてのリアルタイム色温度調整
昔、舞台に長テーブルを並べ白いクロスで敷き詰めた大正琴の演奏会を撮影したことがある。その時の照明が適当で、白いクロスが明るいだけで、肝心の出演者の顔が暗かったので、「光を柔らかくしてコントラストを低くしてもらえませんか?」と頼んだら、「ビデオのために照明しているのではない。」と、あっさり断られたことがある。しかし、お客様目線で観ても白いクロスが眩しいばかりでお顔が暗かった。私だったら、両サイドからバンドアを閉めてフェイスだけに光があたる照明を追加すればお客様には眩しくなく、コントラストの柔らかい照明をするノウハウを、学校で学びテレビCMの現場でも見てきてるので知っていた。この時に思った。いつまでも近所の舞台照明で撮影している場合ではない。日本各地に出向いて行って優秀な舞台スタッフ(照明・音響)の方と仕事をしたいと思った。
ある地方の屋外イベントで、イベント看板を撮ろうとすると夕方でもあり、タングステン光の照明をあてていた。つまり、背景は薄暗く7000Kになっているのに、看板は、ミックスであっても4000K位だった。これを4000Kで撮ると、背景が真っ青になり夕方なのに早朝のような色合いになります。だからこそ、昼光色の蛍光灯でもあててくれれば光のバランスが取れるのに、そんなこだわりもないのだろう。ましてや撮影のために照らしてるわけではないのですから・・・。
次に、ブライダルで新郎新婦のツゥショットを撮る時に金屏風前では、オートホワイトバランスで撮ると色がとんでもない色で映ってしまいます。なので、綺麗に撮るとしたら、カメラに照明を付け、その色温度に調整して撮影しなければなりません。しかし、新郎新婦はもちろん列席者からも眩しがられて良い表情が撮りづらいです。ちなみに、このことをテクニカルサポートセンターの担当者に申し上げたら知っていました。つまり、オートホワイトバランスで撮れない被写体もあるのです。そして、当時は、リアルタイム色温度調整できるビデオカメラは無かった。実は、あるメーカーのつまみを回せばできる裏技を知っていたが、プロとしての使い勝手がダメだったので論外にします。それから数年経ってようやくリアルタイム色温度調整できる業務用ハイビジョンカメラが発売されました。しかし、まだ裏技機能としてであり、メーカーもこの機能を謳っているわけではありません。
いよいよバレエなどの舞台照明ですが、同じ白鳥の湖でも、6000Kのところ5500Kのところ4500kのところと舞台照明の色温度が違います。そして、3400Kの演目もあります。だから、やっと色合いに気を使いはじめたビデオ業者でもカメラはリアルタイム色温度調整が出来ないので(出来ても複数カメラの場合困難)、色温度の平均値で撮るようになりました。しかし、完璧ではありません。また、伝統あるバレエ教室ほど、昔の青白さに慣れきっておりますので問題にしないようです。しかし、それで良いのでしょうか?
文化は進化し技術も進化し、価値観が高まる中、海外のバレエ団やテレビ収録だと、ビデオのために照明しているわけではない照明さんが、色合わせをしてくれています。
そこで、私たちのようなビデオ業者は、どこで、どんな照明をされても、リアルタイム色温度調整できるカメラを所有し使いこなすことで、日本の各地に出向いて行っても、お客様から喜ばれる撮影をしています。
ありがとうございました。
ある地方の屋外イベントで、イベント看板を撮ろうとすると夕方でもあり、タングステン光の照明をあてていた。つまり、背景は薄暗く7000Kになっているのに、看板は、ミックスであっても4000K位だった。これを4000Kで撮ると、背景が真っ青になり夕方なのに早朝のような色合いになります。だからこそ、昼光色の蛍光灯でもあててくれれば光のバランスが取れるのに、そんなこだわりもないのだろう。ましてや撮影のために照らしてるわけではないのですから・・・。
次に、ブライダルで新郎新婦のツゥショットを撮る時に金屏風前では、オートホワイトバランスで撮ると色がとんでもない色で映ってしまいます。なので、綺麗に撮るとしたら、カメラに照明を付け、その色温度に調整して撮影しなければなりません。しかし、新郎新婦はもちろん列席者からも眩しがられて良い表情が撮りづらいです。ちなみに、このことをテクニカルサポートセンターの担当者に申し上げたら知っていました。つまり、オートホワイトバランスで撮れない被写体もあるのです。そして、当時は、リアルタイム色温度調整できるビデオカメラは無かった。実は、あるメーカーのつまみを回せばできる裏技を知っていたが、プロとしての使い勝手がダメだったので論外にします。それから数年経ってようやくリアルタイム色温度調整できる業務用ハイビジョンカメラが発売されました。しかし、まだ裏技機能としてであり、メーカーもこの機能を謳っているわけではありません。
いよいよバレエなどの舞台照明ですが、同じ白鳥の湖でも、6000Kのところ5500Kのところ4500kのところと舞台照明の色温度が違います。そして、3400Kの演目もあります。だから、やっと色合いに気を使いはじめたビデオ業者でもカメラはリアルタイム色温度調整が出来ないので(出来ても複数カメラの場合困難)、色温度の平均値で撮るようになりました。しかし、完璧ではありません。また、伝統あるバレエ教室ほど、昔の青白さに慣れきっておりますので問題にしないようです。しかし、それで良いのでしょうか?
文化は進化し技術も進化し、価値観が高まる中、海外のバレエ団やテレビ収録だと、ビデオのために照明しているわけではない照明さんが、色合わせをしてくれています。
そこで、私たちのようなビデオ業者は、どこで、どんな照明をされても、リアルタイム色温度調整できるカメラを所有し使いこなすことで、日本の各地に出向いて行っても、お客様から喜ばれる撮影をしています。
ありがとうございました。
火曜日, 8月 04, 2015
動画撮影でアイリスリングは必須
デジカメの動画機能は、かつて付録扱いだった。しかし、近年ようやくデジカメでの動画撮影が理解されはじめた。TV-CMでは、長時間撮影することがないので、早くから撮影が行われています。そんな中、舞台イベントを撮影している者にとっては、ビデオカメラのように長時間撮影がしたい。ちなみに、長時間撮影できるデジカメは、TV-CM撮影も可能です。
さて、フィルム時代の写真機はアイリスリングがあって当たり前だった。映画用撮影機も、もちろんアイリスリングがあり、デジタルや4Kになっても必須です。ところが、現代のデジカメにはアイリスリングがありません。そこで、ハリウッドなどでは、サードパーティー業界が台頭してきて、カメラメーカーだけでは成立しない動画撮影の為の備品を研究開発して、DSLRによる動画撮影が普及しています。そんな中で、マウントアダプター業界がアイリスリング付きを謳い始めてくれました。あと、もう少しの辛抱ですね。
さて、フィルム時代の写真機はアイリスリングがあって当たり前だった。映画用撮影機も、もちろんアイリスリングがあり、デジタルや4Kになっても必須です。ところが、現代のデジカメにはアイリスリングがありません。そこで、ハリウッドなどでは、サードパーティー業界が台頭してきて、カメラメーカーだけでは成立しない動画撮影の為の備品を研究開発して、DSLRによる動画撮影が普及しています。そんな中で、マウントアダプター業界がアイリスリング付きを謳い始めてくれました。あと、もう少しの辛抱ですね。
月曜日, 7月 27, 2015
カメラの撮像素子の歴史
真空管形式のビジコンから始まってプランビコンとなり、CCDになって画期的になりました。CCDは標準的にはITであり、スミア(ライトが画面内に入ると縦筋が起こる疑似信号)が発生します。ちなみに映画フィルムでは、ヘッドライトの光が横にスミヤーのような擬似信号が起きてますね。そして、改良されたのがFITです。次が、現在のCMOSです。しかし、それぞれに欠点があります。ビジコンもプランビコンも暗かった。CCDは、スミアの問題がつきまとい。CMOSはライブハウスなどでよく使うストロボライトに合わず、上下の明るさが違う現象が起き、フラッシュバンド補正が必要になります。現在は、補正機能のある機種もあるので、それを使えば問題ないようですが・・・。それでも、安くて明るくて日常的な撮影で一番良いのは、やはりCMOSですね。
次に、ベリーダンスなどの舞台照明でもストロボライトを使われておりますが、現在普及しているLEDの照明機材だった為、CMOSでもフラッシュバンドが起きませんでした。つまり、LEDの照明機材とCMOSの相性が良いことに気付きました。
次に、ベリーダンスなどの舞台照明でもストロボライトを使われておりますが、現在普及しているLEDの照明機材だった為、CMOSでもフラッシュバンドが起きませんでした。つまり、LEDの照明機材とCMOSの相性が良いことに気付きました。
日曜日, 7月 26, 2015
舞台発表会のカメラポジション
ホールには、大・中・小といろいろあります。また、大しかなかったり小しかないところもあります。そんな中、ベストは中ホールですね。
例えば、大ホールでしたが、少子化などで人数が減っていく教室さんが、お客様も少ないから「真ん中通路より後の客席は使いません。」と、当日言ってこられた。しかし、準備は半分終わっていた。
前もって聞いていたら、少しでも前に近づきたかったのにと思いましたが、写真カメラマンもおり、お互いセンターラインに合わせたいのでアングルが重なります。
結局、今決めている位置がベストになりました。
さて、そこで考えることは、やはり超望遠レンズまたは高倍率ズームレンズは要るということです。
いろんなビデオ業者がいて、いろんな考え方で撮影していますが、こだわりがあるようでなかったり、もし、お客様が立ったら、もし、お客様がカメラ前を横切ったらという心配も考えず、客席真ん中辺でセンターから外れた位置に座ってカメラポジションを決めているところもいた。
写真は音がないから、かぶっても通り過ぎてから撮れば良いし言い訳も出来る。
しかし、ビデオは音も録音する全収録なので、一瞬でもそういう映像が映るといやなものです。
だからこそ、最後部座席センターに決め立って撮影しているのですね。
例えば、大ホールでしたが、少子化などで人数が減っていく教室さんが、お客様も少ないから「真ん中通路より後の客席は使いません。」と、当日言ってこられた。しかし、準備は半分終わっていた。
前もって聞いていたら、少しでも前に近づきたかったのにと思いましたが、写真カメラマンもおり、お互いセンターラインに合わせたいのでアングルが重なります。
結局、今決めている位置がベストになりました。
さて、そこで考えることは、やはり超望遠レンズまたは高倍率ズームレンズは要るということです。
いろんなビデオ業者がいて、いろんな考え方で撮影していますが、こだわりがあるようでなかったり、もし、お客様が立ったら、もし、お客様がカメラ前を横切ったらという心配も考えず、客席真ん中辺でセンターから外れた位置に座ってカメラポジションを決めているところもいた。
写真は音がないから、かぶっても通り過ぎてから撮れば良いし言い訳も出来る。
しかし、ビデオは音も録音する全収録なので、一瞬でもそういう映像が映るといやなものです。
だからこそ、最後部座席センターに決め立って撮影しているのですね。
金曜日, 5月 22, 2015
究極のENGレンズを考える
放送局用や業務用ショルダータイプのENGカメラに付いているレンズは、フルマニュアル操作が出来ることは常識です。ただ、フルマニュアル操作できないカメラマンの為に、電動レバーズームやオートアイリス(絞り)も付いています。また、近年では写真用レンズのようにオートフォーカス対応レンズも発売されています。業務用クラスでは、オートフォーカス対応が標準になってきました。
しかし、それに頼り最高の映像を撮っているのかと思いきや下手な映像をよく観るようにもなって来ました。そんな中、究極のENGレンズを考えてみました。まず、長年の感覚操作で馴れ親しんだレンズとは16mmフィルムキャメラレンズの構成を守ることであり、フォーカス⇒ズーム⇒アイリスの順番を守ることです。そして、回転方向も同じでなければなりません。これに、現在、当方も所有しているカメラには、メニュー操作から色温度を録画中にリアルタイム変換可能です。また、NDフィルターを細かく変換できるカメラも発売されていますが、私にとって重要なのはリアルタイム色温度変換です。
次に、デジタルになってから写真用レンズでは、全てではないですがアイリスリングが無くなりました。ズームも電動でしか出来ないものもあります。言い方を変えるとマニュアル操作では滑らかな操作が出来ません。それでも、ピント・ズーム・アイリスをデジタル処理で可能になるのであれば、フォーカス⇒ズーム⇒アイリス⇒色温度変換リング(ロック付100k単位)⇒NDフィルターダイヤル(ロック付)の五つのリングを構成すれば、究極のENGレンズになりますね。そして、バックフォーカス調整が出来る高倍率ズームレンズが必須です。ちなみに、このこだわりの中に、現在、一眼レフデジタルカメラ(DSLR)の中で録画中にリアルタイム色温度変換できるカメラがすでに発売されています。さらなる改良、使い勝手が良くなる事を楽しみにお待ちしております。ありがとうございました。
【研究】
先日、色温度可変型のLED照明を使った照明さんと一緒に仕事しました。カメラもリアルタイム色温度変換できないと時代に取り残されてしまいますね。幸い、当方は5年前からリアルタイム色温度変換できる業務用ハイビジョンカメラを所有しています。
2017年からこのカメラで始動します。フルオートでも撮れますが、フルマニュアルで撮ります。そして、レンズが高倍率であり35mm映画キャメラのように太いので滑らかなカメラ操作ができ気に入っております。
【舞台やスポーツ、報道の現場】
結論から申しますと、少しでも寄れるレンズは大歓迎です。そして、広角側は、今や動画デジカメで簡単に撮れます。また、複数カメラで撮るならメインカメラに広角はそれほど必要なくなります。舞台では、最後部座席からだと問題ない。スポーツでもカメラマン席を設けられる。報道の事件現場も立入禁止のロープをはられると近寄れなくなる。
以上のことから、広角よりも望遠の方が大事です。
中には、引けないからと言ってワイドコンバーターを付けっぱなしで撮影している者がいますが、引けないならパンニングというカメラワークをすれば良いだけなのです。
そんな中、新しいカメラのスペック表を見ると同じ倍率のズームレンズなのに、広角側に移行したため寄れなくなっていました。現場を知っていたら「より望遠になりました」と謳うべきだと思う。但し、カメラポジションに制限がないなら、寄れない引けないレンズでも良いと思います。逆に望遠を必要としない、さがれない引けない現場なら広角ショートズームですね。
しかし、それに頼り最高の映像を撮っているのかと思いきや下手な映像をよく観るようにもなって来ました。そんな中、究極のENGレンズを考えてみました。まず、長年の感覚操作で馴れ親しんだレンズとは16mmフィルムキャメラレンズの構成を守ることであり、フォーカス⇒ズーム⇒アイリスの順番を守ることです。そして、回転方向も同じでなければなりません。これに、現在、当方も所有しているカメラには、メニュー操作から色温度を録画中にリアルタイム変換可能です。また、NDフィルターを細かく変換できるカメラも発売されていますが、私にとって重要なのはリアルタイム色温度変換です。
次に、デジタルになってから写真用レンズでは、全てではないですがアイリスリングが無くなりました。ズームも電動でしか出来ないものもあります。言い方を変えるとマニュアル操作では滑らかな操作が出来ません。それでも、ピント・ズーム・アイリスをデジタル処理で可能になるのであれば、フォーカス⇒ズーム⇒アイリス⇒色温度変換リング(ロック付100k単位)⇒NDフィルターダイヤル(ロック付)の五つのリングを構成すれば、究極のENGレンズになりますね。そして、バックフォーカス調整が出来る高倍率ズームレンズが必須です。ちなみに、このこだわりの中に、現在、一眼レフデジタルカメラ(DSLR)の中で録画中にリアルタイム色温度変換できるカメラがすでに発売されています。さらなる改良、使い勝手が良くなる事を楽しみにお待ちしております。ありがとうございました。
【研究】
先日、色温度可変型のLED照明を使った照明さんと一緒に仕事しました。カメラもリアルタイム色温度変換できないと時代に取り残されてしまいますね。幸い、当方は5年前からリアルタイム色温度変換できる業務用ハイビジョンカメラを所有しています。
2017年からこのカメラで始動します。フルオートでも撮れますが、フルマニュアルで撮ります。そして、レンズが高倍率であり35mm映画キャメラのように太いので滑らかなカメラ操作ができ気に入っております。
【舞台やスポーツ、報道の現場】
結論から申しますと、少しでも寄れるレンズは大歓迎です。そして、広角側は、今や動画デジカメで簡単に撮れます。また、複数カメラで撮るならメインカメラに広角はそれほど必要なくなります。舞台では、最後部座席からだと問題ない。スポーツでもカメラマン席を設けられる。報道の事件現場も立入禁止のロープをはられると近寄れなくなる。
以上のことから、広角よりも望遠の方が大事です。
中には、引けないからと言ってワイドコンバーターを付けっぱなしで撮影している者がいますが、引けないならパンニングというカメラワークをすれば良いだけなのです。
そんな中、新しいカメラのスペック表を見ると同じ倍率のズームレンズなのに、広角側に移行したため寄れなくなっていました。現場を知っていたら「より望遠になりました」と謳うべきだと思う。但し、カメラポジションに制限がないなら、寄れない引けないレンズでも良いと思います。逆に望遠を必要としない、さがれない引けない現場なら広角ショートズームですね。
月曜日, 10月 06, 2014
当方の撮影技術
当方は、トランペットを吹く時の指先のように、レンズのフォーカス・ズーム・アイリスの三つのリングをほぼ同時に手動操作できます。 このことによりピン送り・感情移入した画面サイズ変更・明るさ調整など、リアルタイムに調整可能です。
一億総カメラマン時代と言われ20年以上経ちますが、オートフォーカスできっちりピントが合いますでしょうか?
電動レバーで目的の画面サイズにぴったり止められるでしょうか? または、感情込めた可変速ズームが出来ますでしょうか? 被写体の明暗に対応できるよう常に適正露出で撮れるでしょうか?
現在は、業務用カメラのレンズでもフルオートで撮れるようになっておりますが、やはり、究極の撮影は手動操作でないと出来ません。当方は下積み時代から一貫して手動操作にこだわり修行して来ましたので、高度な撮影技術により映像表現いたします。
一億総カメラマン時代と言われ20年以上経ちますが、オートフォーカスできっちりピントが合いますでしょうか?
電動レバーで目的の画面サイズにぴったり止められるでしょうか? または、感情込めた可変速ズームが出来ますでしょうか? 被写体の明暗に対応できるよう常に適正露出で撮れるでしょうか?
現在は、業務用カメラのレンズでもフルオートで撮れるようになっておりますが、やはり、究極の撮影は手動操作でないと出来ません。当方は下積み時代から一貫して手動操作にこだわり修行して来ましたので、高度な撮影技術により映像表現いたします。
土曜日, 10月 04, 2014
舞台照明をリアルタイム色温度調整で対応
客席のお客様が観て感じた本当の色あいに調整
舞台照明の色温度は、演出によってまったく違う色合いに変わることが多いですね。しかし、当方はお客様の為に妥協は致しません。
たとえ4Kカメラ(超高画質カメラ)でも色が狂っていては話になりません。
「今までは、それで通用していた。」も話になりません。
普通は、より良きものをと進歩向上していくものですね。
舞台照明の色温度は、演出によってまったく違う色合いに変わることが多いですね。しかし、当方はお客様の為に妥協は致しません。
たとえ4Kカメラ(超高画質カメラ)でも色が狂っていては話になりません。
「今までは、それで通用していた。」も話になりません。
普通は、より良きものをと進歩向上していくものですね。
火曜日, 9月 16, 2014
クラシックバレエのリフト
バレエのリフトを話題にしているサイトを見つけました。 女性の体重の問題。持ち上げる男性の体力。苦労されているからこそリフトが成功すると嬉しいものですね。 だからこそ、全身ルーズサイズで撮るバレエであっても、リフト成功の時は、海外のバレエ公演動画にもあるように、一瞬でも上の女性ダンサーに寄れている撮影があれば嬉しいものですね。いや、嬉しいはずです。 ちなみに、ある先生から「カメラ技術におきましては、絶大なる信頼をしておりますので、すべてお任せします。」と言って頂きました。
【このメジャーホールで撮影した主な演目】
Sleeping Beauty, Grand Pas de Deux
Swan Lake Grand Pas de Deux, Act 3
La Sylphide Act II pas de deux
Nutcracker Grand Pas de Deux
【このメジャーホールで撮影した主な演目】
Sleeping Beauty, Grand Pas de Deux
Swan Lake Grand Pas de Deux, Act 3
La Sylphide Act II pas de deux
Nutcracker Grand Pas de Deux
木曜日, 7月 03, 2014
手具(pastorelli)の高さと選手の両方を同時に映す撮影
【2018年1月16日更新】
新体操の手具の軌道と高さを研究できるビデオ撮影
Camera work that reflects both Height of the pastorelli of the rhythmic gymnastics and players.
【手具(pastorelli)の高さと選手の両方を同時に映すカメラワーク】
この競技をはじめて撮影したのは、北京オリンピックの翌年からです。私は、以前、ゴルフや野球の球フォローも撮影していた経験があるので、なんなく撮影に成功しました。これを当方の売りとしてお客様に認めて頂きたかった。全国大会の撮影も今年で連続4回目となります。そして、今回はじめて全国の監督さんからご要望を頂いた。それは、手具の高さを全部見たいとのことです。それは、球フォローのように手具だけフォローしても意味がなく、選手と手具の両方を映しているからこそ高さと演技が分かるのであって、それを表現するには素早いズームアウト・インをしなければならないのです。何故なら手具の高さは演技内容や選手によっても変わるからであり、あらかじめ引いた構図で撮っていても高さが低いと、広すぎた画面がもったいない構図となり、高すぎると決めた構図の上に出てしまいます。なので、手動ズームによるフォロー撮影がベストなのです。だからといってやりすぎても駄目だと思いますので秘策を考えております。
次に、手具と選手のどちらを優先するかというと、もちろん選手だと思う。その証拠にオリンピック映像や他の選手権のDVDでは、手具と選手の両方を映し続けることはなく選手の演技を重点的に撮影しているのが殆どだと思います。そんな中、当方は全ての投げではありませんが、一つの伴奏曲の中で1回は手具と選手の両方を映し続けるカメラワークをしてきました。それが、今回評価されもっと見たいというお声を頂いたのです。他では撮っていない非常に難しいカメラワークを、当方なら出来るということでご要望を頂いたのでした。本大会の関係者様や監督様に、大変感謝を申し上げます。
新体操の手具の軌道と高さを研究できるビデオ撮影
Camera work that reflects both Height of the pastorelli of the rhythmic gymnastics and players.
【手具(pastorelli)の高さと選手の両方を同時に映すカメラワーク】
この競技をはじめて撮影したのは、北京オリンピックの翌年からです。私は、以前、ゴルフや野球の球フォローも撮影していた経験があるので、なんなく撮影に成功しました。これを当方の売りとしてお客様に認めて頂きたかった。全国大会の撮影も今年で連続4回目となります。そして、今回はじめて全国の監督さんからご要望を頂いた。それは、手具の高さを全部見たいとのことです。それは、球フォローのように手具だけフォローしても意味がなく、選手と手具の両方を映しているからこそ高さと演技が分かるのであって、それを表現するには素早いズームアウト・インをしなければならないのです。何故なら手具の高さは演技内容や選手によっても変わるからであり、あらかじめ引いた構図で撮っていても高さが低いと、広すぎた画面がもったいない構図となり、高すぎると決めた構図の上に出てしまいます。なので、手動ズームによるフォロー撮影がベストなのです。だからといってやりすぎても駄目だと思いますので秘策を考えております。
次に、手具と選手のどちらを優先するかというと、もちろん選手だと思う。その証拠にオリンピック映像や他の選手権のDVDでは、手具と選手の両方を映し続けることはなく選手の演技を重点的に撮影しているのが殆どだと思います。そんな中、当方は全ての投げではありませんが、一つの伴奏曲の中で1回は手具と選手の両方を映し続けるカメラワークをしてきました。それが、今回評価されもっと見たいというお声を頂いたのです。他では撮っていない非常に難しいカメラワークを、当方なら出来るということでご要望を頂いたのでした。本大会の関係者様や監督様に、大変感謝を申し上げます。
木曜日, 12月 05, 2013
情熱の3台カメラ撮影
マニュアルズームの出来る本物のカメラマンが、長年ワンマンオペレーションにチャレンジし20年以上が経ちました。そんな中、当方所有の動画デジカメは、民生機ビデオカメラよりもレンズ構成がよくシャープに映ります。そして、同じカメラを2台用意し業務用ハイビジョンカメラとで3台のカメラとして撮影し見事にコストパフォーマンスなワンマンオペレーションを成功させました。もちろん、ビデオ編集も順調に終え納品が楽しみです。芸術にこれで良いはない。常に研究・改革し市場の流れに順応していく所存です。
【動画サイトでお勉強】
4羽の白鳥の動画を観ました。カメラは2カメであり、引きカメは舞台幅より広い構図でした。寄りカメは、ルーズグループサイズでフォローしており、特に問題ないですが、演技中、突然、どん引きサイズになり、2~3秒経ってルーズグループサイズにもどりました。いったい何が起こったのでしょう?
また、決めのポーズなのに引きカメに変わり、遅れて寄りカメになりました。
当方は、バレエ映像を研究し、こだわりの撮影をしておりますが、同じビデオ業者でも全然違うものですね。もっともっと勉強して先生方により一層喜んでいただけるよう頑張る所存です。
【動画サイトでお勉強】
4羽の白鳥の動画を観ました。カメラは2カメであり、引きカメは舞台幅より広い構図でした。寄りカメは、ルーズグループサイズでフォローしており、特に問題ないですが、演技中、突然、どん引きサイズになり、2~3秒経ってルーズグループサイズにもどりました。いったい何が起こったのでしょう?
また、決めのポーズなのに引きカメに変わり、遅れて寄りカメになりました。
当方は、バレエ映像を研究し、こだわりの撮影をしておりますが、同じビデオ業者でも全然違うものですね。もっともっと勉強して先生方により一層喜んでいただけるよう頑張る所存です。
月曜日, 4月 01, 2013
究極のマルチカム撮影
当方の撮影技術とこだわりを維持し、お客様のニーズに合った複数カメラによる撮影。それは、リアルタイム色温度変換できる業務用ハイビジョンカメラと、長時間撮影可能な同じ型番の動画デジカメ2台とで、計3台のカメラで撮影しています。ただの複数カメラではなくリアルタイム色温度変換を可能にするワンカメショー+の撮影なので、複数カメラの論理的弱点を少なくし色温度をなるべく適正にしている当方独自の撮影方法が守られているのです。そして、投資も少なく人件費も私だけなので、ハイクオリティーでありながらコストパフォーマンスなのです。また、当方のいう3台カメラ撮影とは、演技を確実に撮るということと、編集時の絵作りとしてこだわることであり、ワンカメショーによるメリットは保たれたままなのです。
【大成功のリアルタイム色温度変換】
バレエの第1部小品集では、演目ごとに照明の色温度(色合い)が変わることが多いです。ちなみに、バレエ劇では、演技中に色温度が変わることもあります。これを何も対策しなければ、真っ青になったり真っ赤になったりします。
そこで、当方はゲネプロ時に各演目の色温度を調べており、プログラムにメモしておきます。そして、本番ではプログラムに豆球を照らし、演目間の暗転中にリアルタイム色温度変換しています。
今回で言えば、3900K⇒4500K⇒3900K⇒5500K⇒3900K⇒4200Kと、
カメラの色温度調整ダイヤルを回し、色温度をリアルタイム変換いたしました。
このことにより見事に、客席のお客様が見て感じた本当の色合いに正しく調整することが出来たのでした。
このことで、客席で鑑賞していたお客様は何も言いません。それは、DVDが肉眼で観たとおりの色合いで映っているからです。逆に、青白くなかったのに青白く映っているシーンを、何も問題にしないことの方がおかしいですね。
【大成功のリアルタイム色温度変換】
バレエの第1部小品集では、演目ごとに照明の色温度(色合い)が変わることが多いです。ちなみに、バレエ劇では、演技中に色温度が変わることもあります。これを何も対策しなければ、真っ青になったり真っ赤になったりします。
そこで、当方はゲネプロ時に各演目の色温度を調べており、プログラムにメモしておきます。そして、本番ではプログラムに豆球を照らし、演目間の暗転中にリアルタイム色温度変換しています。
今回で言えば、3900K⇒4500K⇒3900K⇒5500K⇒3900K⇒4200Kと、
カメラの色温度調整ダイヤルを回し、色温度をリアルタイム変換いたしました。
このことにより見事に、客席のお客様が見て感じた本当の色合いに正しく調整することが出来たのでした。
このことで、客席で鑑賞していたお客様は何も言いません。それは、DVDが肉眼で観たとおりの色合いで映っているからです。逆に、青白くなかったのに青白く映っているシーンを、何も問題にしないことの方がおかしいですね。
木曜日, 12月 20, 2012
超望遠レンズの世界
超望遠の焦点距離を手に入れました。しばらく使っていて落ち着いたのが、35mm判換算で136mm~1,904mmです。そして、たまに引きが欲しいときに68mmを使います。この焦点距離で撮影していると、日常的な被写体に於ける欲求不満がなくなりましたね。35mm前後の広角撮影は、ある意味誰でも撮影出来ますが、2,000mm弱の撮影では、フォーカス、ズームなど、レンズに触るだけでカメラが揺れてしまいます。そこで、下積み時代に会得したカメラホールディングが活かされるのです。例えば、スタジオカメラは、三脚とパン棒の2点支えなので超望遠撮影は不利です。その点、ENGカメラは、左手でレンズを触り、三脚、パン棒となり3点支えなので超望遠撮影では有利です。
しかし、2,000mmクラスでは、これでもしんどいです。そこで、究極のカメラホールディングとは、上の3点支えプラス右肩をカメラボディに触れます。そして、右太ももに右腕を触れたままでパン棒を持てる様可能な限り下げてホールドしますと5点支えになり、完璧にカメラブレを抑えた撮影が出来るのです。なので、コンパクト高画質だけでは、究極の撮影が出来ません。 これがプロと本物のプロの違いなのです。
しかし、2,000mmクラスでは、これでもしんどいです。そこで、究極のカメラホールディングとは、上の3点支えプラス右肩をカメラボディに触れます。そして、右太ももに右腕を触れたままでパン棒を持てる様可能な限り下げてホールドしますと5点支えになり、完璧にカメラブレを抑えた撮影が出来るのです。なので、コンパクト高画質だけでは、究極の撮影が出来ません。 これがプロと本物のプロの違いなのです。
木曜日, 11月 15, 2012
映像の色調を考える
映像の色調とは濃淡・明暗・強弱などのぐあいで色合いが変わります。
クラシックバレエを長年経験して得たデータとして言えば、色温度は、3400K・3600K・3900K・4200K・4500K・5000K・5500K・6000Kと8種類ぐらいが何処に行っても同じパターンです。
つまり、一つの発表会や公演で、これだけ照明の色合いが変わるのです。ヴァリエーションごとに変わったり、「白鳥の湖」と「パキータ」では全然変わりますね。
これを複数のカメラで撮影する場合、事前に各カメラの色調を合わせます。何故なら、カメラが切り替わる度に顔色が変わると違和感を感じるからですね。そして、本番中の色調整には無理があります。
なので、間をとって4700Kくらいで撮影するのですが、当然3400Kの照明下では赤っぽくなり6000Kでは青っぽく映ります。
以前、先生からあるバレエ団のDVDを観せてもらったことがありますが、第一部が3400Kくらいの照明で第二部が6000Kくらいだったのに、各カメラを第一部の3400Kで調整したままだったので、第二部がずーと真っ青だったことを覚えております。そして、フィナーレが3400Kに戻ったので色合いが適正になりました。「これで良いのか」と思いましたね。
ちなみに、細かい色温度調整が出来る当方所有のカメラを使えば見事に綺麗な発色をしております。
クラシックバレエを長年経験して得たデータとして言えば、色温度は、3400K・3600K・3900K・4200K・4500K・5000K・5500K・6000Kと8種類ぐらいが何処に行っても同じパターンです。
つまり、一つの発表会や公演で、これだけ照明の色合いが変わるのです。ヴァリエーションごとに変わったり、「白鳥の湖」と「パキータ」では全然変わりますね。
これを複数のカメラで撮影する場合、事前に各カメラの色調を合わせます。何故なら、カメラが切り替わる度に顔色が変わると違和感を感じるからですね。そして、本番中の色調整には無理があります。
なので、間をとって4700Kくらいで撮影するのですが、当然3400Kの照明下では赤っぽくなり6000Kでは青っぽく映ります。
以前、先生からあるバレエ団のDVDを観せてもらったことがありますが、第一部が3400Kくらいの照明で第二部が6000Kくらいだったのに、各カメラを第一部の3400Kで調整したままだったので、第二部がずーと真っ青だったことを覚えております。そして、フィナーレが3400Kに戻ったので色合いが適正になりました。「これで良いのか」と思いましたね。
ちなみに、細かい色温度調整が出来る当方所有のカメラを使えば見事に綺麗な発色をしております。
月曜日, 11月 12, 2012
理想と現実
【2017年12月7日更新】
現在は、メインカメラ1台、サブカメラ3台の計4台での撮影が可能です。
クラシックバレエの発表会について考える。最近、一流の海外のバレエ団の動画を観ました。 カメラが何台もあるのに色が適正だった。それは、演出家の力関係で照明に物申せているからに他ならない。
日本では、白鳥の湖など青白さが当たり前とし、照明スタッフも先生も当然としている。しかし、一流のバレエ団やテレビ局による収録だと青白さがなくなって綺麗だ。今や、少子化で人数が減る一方の発表会(全てではないが・・・)。価格もデフレしている。そんな中、まともなカメラ3台用意しカメラマン3人にスイッチャー1名なんて、バブルの時の話で今はありえない。私は、ワンマンにこだわっている。それは、少子化やデフレ対策であり20年前から実行している。そして、完璧に調整できる理想のカメラを所有しリアルタイムにホワイトバランスを調整して、客席のお客様が観て感じた本当の色合いでDVDを鑑賞していただいてる。この点は、最初に申した一流の海外のバレエ団の動画と同じである。
次に、5台以上ある海外のバレエ団の動画を観ていると演技のつなぎ目に一瞬上半身サイズがスイッチングされる。私もテレビ番組のカメラマンだったので、その撮りたい気持ちは分かる。しかし、テーマとしている『理想と現実』があり、日本の各地で撮影しているカメラ台数は2台が多いように思う。また、ニーズとしても何もかも観たいとするお客様の希望もあり、アップはいらないとされる。業者も撮れないのが『現実』だ。そんな中、例えばディアナのヴァリエーションにあるように一瞬膝をつきまた膝をつく演技がある。これを私は、常に全身を撮るルールを守り一瞬でもタイトに撮り、立ち上がっても頭が切れないよう軽やかにズームアウトし、2回するのでリズムが発生しダンサーとカメラマンが一体化し、観てて凄く心地よかった。このポリシーは、海外のバレエ団の一瞬上半身サイズを撮るポリシーと考え方は同じなのです。このことを理解して下さる先生方は当然いて、何もおっしゃられないし長年続けております。
【文字レイアウトの基本】
文字レイアウトの基本ですが、文字数により例外もあります。
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳①②③
※最高23文字でサイズ48に統一しています。
★仮名↓によるレイアウト
佐々木花子・佐々木花子・佐々木花子・佐々木花子
※上記のように5文字4名様を統一表示ルールにしていますが、上下の文字数により例外もあります。
これより大きいとモニター画面の、テロップ安全フレームに収まらず、小さくても困りますでしょう。何故なら、常識的に文字の大きさは平等で統一すべきであり、1名様の時もあるからです。
【仮名での参考レイアウト】
◎A案
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳①②③
堺 真 ・佐々木 花子・山田 華 ・山田 花子
佐々木花子・佐々木久美子・堺 真 ・山田 華
山田 花子・佐々木 花子・佐々木久美子
◎B案
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳①②③
堺 真・佐々木 花子・山田 華・山田 花子
佐々木 花子・佐々木 久美子・堺 真・山田 華
山田 花子・佐々木 花子・佐々木 久美子
どちらが見やすいかあきらかですね。
※出演者が板付きで人数が多い時に、長々とMCが紹介する場合、テロップの文字が4行より3行の方が顔に被る確立が減ります。そういう意味で、行数が少ない方が良い。当方は、そこまで考えて良心的にビデオ制作しております。
現在は、メインカメラ1台、サブカメラ3台の計4台での撮影が可能です。
クラシックバレエの発表会について考える。最近、一流の海外のバレエ団の動画を観ました。 カメラが何台もあるのに色が適正だった。それは、演出家の力関係で照明に物申せているからに他ならない。
日本では、白鳥の湖など青白さが当たり前とし、照明スタッフも先生も当然としている。しかし、一流のバレエ団やテレビ局による収録だと青白さがなくなって綺麗だ。今や、少子化で人数が減る一方の発表会(全てではないが・・・)。価格もデフレしている。そんな中、まともなカメラ3台用意しカメラマン3人にスイッチャー1名なんて、バブルの時の話で今はありえない。私は、ワンマンにこだわっている。それは、少子化やデフレ対策であり20年前から実行している。そして、完璧に調整できる理想のカメラを所有しリアルタイムにホワイトバランスを調整して、客席のお客様が観て感じた本当の色合いでDVDを鑑賞していただいてる。この点は、最初に申した一流の海外のバレエ団の動画と同じである。
次に、5台以上ある海外のバレエ団の動画を観ていると演技のつなぎ目に一瞬上半身サイズがスイッチングされる。私もテレビ番組のカメラマンだったので、その撮りたい気持ちは分かる。しかし、テーマとしている『理想と現実』があり、日本の各地で撮影しているカメラ台数は2台が多いように思う。また、ニーズとしても何もかも観たいとするお客様の希望もあり、アップはいらないとされる。業者も撮れないのが『現実』だ。そんな中、例えばディアナのヴァリエーションにあるように一瞬膝をつきまた膝をつく演技がある。これを私は、常に全身を撮るルールを守り一瞬でもタイトに撮り、立ち上がっても頭が切れないよう軽やかにズームアウトし、2回するのでリズムが発生しダンサーとカメラマンが一体化し、観てて凄く心地よかった。このポリシーは、海外のバレエ団の一瞬上半身サイズを撮るポリシーと考え方は同じなのです。このことを理解して下さる先生方は当然いて、何もおっしゃられないし長年続けております。
【文字レイアウトの基本】
文字レイアウトの基本ですが、文字数により例外もあります。
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳①②③
※最高23文字でサイズ48に統一しています。
★仮名↓によるレイアウト
佐々木花子・佐々木花子・佐々木花子・佐々木花子
※上記のように5文字4名様を統一表示ルールにしていますが、上下の文字数により例外もあります。
これより大きいとモニター画面の、テロップ安全フレームに収まらず、小さくても困りますでしょう。何故なら、常識的に文字の大きさは平等で統一すべきであり、1名様の時もあるからです。
【仮名での参考レイアウト】
◎A案
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳①②③
堺 真 ・佐々木 花子・山田 華 ・山田 花子
佐々木花子・佐々木久美子・堺 真 ・山田 華
山田 花子・佐々木 花子・佐々木久美子
◎B案
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳①②③
堺 真・佐々木 花子・山田 華・山田 花子
佐々木 花子・佐々木 久美子・堺 真・山田 華
山田 花子・佐々木 花子・佐々木 久美子
どちらが見やすいかあきらかですね。
※出演者が板付きで人数が多い時に、長々とMCが紹介する場合、テロップの文字が4行より3行の方が顔に被る確立が減ります。そういう意味で、行数が少ない方が良い。当方は、そこまで考えて良心的にビデオ制作しております。
水曜日, 11月 07, 2012
繋がったカメラ人生
たまたま、ラジオを聴いていて、以前、ENGカメラマンをしていた頃、ローカルテレビ局の番組で、学校の先生を紹介する取材をしていました。その時の若手落語家が今も活躍されていることを知り、当時を思い出しました。その頃、取材した地方自治体の方から初めて感謝のお手紙を頂いたことがあります。そして、今、新体操を通じて教育委員会や学校の先生方とのコミュニケーションが増えました。姪が小学校の先生をしておりますが、想像もしなかった方々と繋がりましたね。
新体操との出会いを川の流れに例えると、源流はO先生であり大河への導きはT先生です。そして、大海原へは連盟でしょうか? 本当に感謝感謝です。
新体操との出会いを川の流れに例えると、源流はO先生であり大河への導きはT先生です。そして、大海原へは連盟でしょうか? 本当に感謝感謝です。
木曜日, 10月 25, 2012
クラシックバレエのヴァリエーション
私が一番好きなヴァリエーションは、エスメラルダのヴァリエーションです。その次がキトリのヴァリエーションです。そして、今回、ディアナのヴァリエーションにも改めて魅力を感じました。これらは撮影していて、特にやりがいと楽しさを感じ、そして、ダンスに魅力を感じるからですね。また、途中や決めポーズで膝をつくシーンがあります。
通常のカメラマンは、ルーズ全身サイズで撮っているので、膝をつくと当然画面上に無駄な空間が増えます。これを静止画にすると当然トリミングをしたくなりますね。なので、私は一瞬でも演技・テンポにあわせ軽やかに寄っていますので、無駄な空間が少ないです。
以上のことから、エンドロール静止画集を観て頂いたお客様から大好評のようです。決して妥協しない当方に気付いて頂ければ幸いです。
【ヴァリエーション後のレヴェランス】
ヴァリエーションの演技が終わりセンターに移動して挨拶されますね。この時にズームインして上半身サイズもお撮りいたしております。
※但し、要らなければ寄りません。
【海外の一例】
これを海外のバレエ動画を観ますと、カメラが3台以上ある場合、一例ですが、下手で演技が終わるまでAカメがルーズ全身サイズでフォローしており、Bカメに切り替え広い映像にし、Cカメで上半身サイズを撮っています。そして、Aカメのルーズ全身サイズといった繰り返しをしています。
【他社の一例】
※個人的な感想であり上手いカメラマンもおります。
日本のバレエ発表会動画を観ていると、予算のこともあり殆どが2カメです。1台は引き担当、もう1台は寄り担当です。サイズや役割の逆転はありません。また、細かいカット割りが大変で、引きカメはどん引きなのでサイズに落差が発生し、寄りカメがそのままズームインしてくれれば助かるのです。ここで、カメラマンの技量が問われることになり、オンタリー中にズームイン・アウトを超望遠のまましなければならず、ズームができないカメラマンにはさせないのです。だから、「上半身サイズをお撮りします。」とは言わないですね。また、カメラに超望遠レンズが付いてなければ物理的に上半身サイズが撮れません。寄りカメが客席の真ん中辺に置いているのは、そんな理由があるからなのです。そして、座らないと後のお客様のご迷惑になり、前のお客様が横切ったりスタンディングオベーションになると最悪になりますね。
当方は、元テレビ番組のカメラマンですが、今は舞台のカメラマンなので「餅は餅屋」。舞台イベントは、舞台のカメラマンの方が上手いと言われたいですね。頑張りましょう。
通常のカメラマンは、ルーズ全身サイズで撮っているので、膝をつくと当然画面上に無駄な空間が増えます。これを静止画にすると当然トリミングをしたくなりますね。なので、私は一瞬でも演技・テンポにあわせ軽やかに寄っていますので、無駄な空間が少ないです。
以上のことから、エンドロール静止画集を観て頂いたお客様から大好評のようです。決して妥協しない当方に気付いて頂ければ幸いです。
【ヴァリエーション後のレヴェランス】
ヴァリエーションの演技が終わりセンターに移動して挨拶されますね。この時にズームインして上半身サイズもお撮りいたしております。
※但し、要らなければ寄りません。
【海外の一例】
これを海外のバレエ動画を観ますと、カメラが3台以上ある場合、一例ですが、下手で演技が終わるまでAカメがルーズ全身サイズでフォローしており、Bカメに切り替え広い映像にし、Cカメで上半身サイズを撮っています。そして、Aカメのルーズ全身サイズといった繰り返しをしています。
【他社の一例】
※個人的な感想であり上手いカメラマンもおります。
日本のバレエ発表会動画を観ていると、予算のこともあり殆どが2カメです。1台は引き担当、もう1台は寄り担当です。サイズや役割の逆転はありません。また、細かいカット割りが大変で、引きカメはどん引きなのでサイズに落差が発生し、寄りカメがそのままズームインしてくれれば助かるのです。ここで、カメラマンの技量が問われることになり、オンタリー中にズームイン・アウトを超望遠のまましなければならず、ズームができないカメラマンにはさせないのです。だから、「上半身サイズをお撮りします。」とは言わないですね。また、カメラに超望遠レンズが付いてなければ物理的に上半身サイズが撮れません。寄りカメが客席の真ん中辺に置いているのは、そんな理由があるからなのです。そして、座らないと後のお客様のご迷惑になり、前のお客様が横切ったりスタンディングオベーションになると最悪になりますね。
当方は、元テレビ番組のカメラマンですが、今は舞台のカメラマンなので「餅は餅屋」。舞台イベントは、舞台のカメラマンの方が上手いと言われたいですね。頑張りましょう。
水曜日, 10月 10, 2012
2000ルクスF11の感度が理想
ベーターカムのENGカメラ時代、感度が2000ルクスF5.6からF8になり「明るいなあ」と皆喜んだ。それから年月が経ち、近年はF11のハイビジョンカメラが増えてきた。私はENGカメラマンから舞台のカメラマンに転身したので、放送局用カメラの感度でF8が最高の時に、業務用ではF11のカメラが出たので所有し、暗いシーンの多い舞台撮影で大活躍しました。
そんな中、F12のハイビジョンカメラを使わせてもらったが、明るすぎる照明の時には、アイリス(絞り)がF16になり、油断するとC(クローズ)になり真っ暗になってしまいます。なので、舞台撮影では2000ルクスF11の感度が理想です。そこで、当方は、独自のノウハウによりこれらの解決方法を身につけております。たまに、応援で行くとその違いがよくわかります。
【さまざまな舞台条件】
日本の各地でお仕事いただきますと、いろんなことを経験いたします。そんな中、ホールの条件が悪かったり、舞台スタッフが優秀とは限りません。だからこそ、アクシデントを想定した準備や心構えが必要です。なので、2000ルクスF11の感度が理想です。また、リアルタイム色温度変換をすることで、どんな照明になろうとも見た目の綺麗な色合いで映し撮っています。
どんな商品や技術があっても長所や短所があります。そんな中、ローコスト&ハイクオリティーを謳う究極の選択としてワンマンで活動しています。そして、長所を思いっきりアピールしています。
通常、会館の開館時間は9時ですが、今回は8時半に入らせていただきました。しかし、客電を消したまま舞台の照明を調整していたので準備が大変であり、結局、客電を点けてくれたのが9時でした。そして、ゲネプロ開始が10時です。つまり、機材準備時間が1時間しかありません。当方はカメラ3台であり、今回、舞台袖から音声ケーブルをはわし養生しなければならず、通常よりも時間がかかりました。そして、準備が完了していない中、ゲネプロが始まってしまいましたが、焦ることなく冷静に舞台演技を見ながら10分後に完了し、いつものゲネプロ色温度チェックをしました。そして、いつもどおり本番を妥協なき綺麗な色合いで撮影することができました。
そんな中、F12のハイビジョンカメラを使わせてもらったが、明るすぎる照明の時には、アイリス(絞り)がF16になり、油断するとC(クローズ)になり真っ暗になってしまいます。なので、舞台撮影では2000ルクスF11の感度が理想です。そこで、当方は、独自のノウハウによりこれらの解決方法を身につけております。たまに、応援で行くとその違いがよくわかります。
【さまざまな舞台条件】
日本の各地でお仕事いただきますと、いろんなことを経験いたします。そんな中、ホールの条件が悪かったり、舞台スタッフが優秀とは限りません。だからこそ、アクシデントを想定した準備や心構えが必要です。なので、2000ルクスF11の感度が理想です。また、リアルタイム色温度変換をすることで、どんな照明になろうとも見た目の綺麗な色合いで映し撮っています。
どんな商品や技術があっても長所や短所があります。そんな中、ローコスト&ハイクオリティーを謳う究極の選択としてワンマンで活動しています。そして、長所を思いっきりアピールしています。
通常、会館の開館時間は9時ですが、今回は8時半に入らせていただきました。しかし、客電を消したまま舞台の照明を調整していたので準備が大変であり、結局、客電を点けてくれたのが9時でした。そして、ゲネプロ開始が10時です。つまり、機材準備時間が1時間しかありません。当方はカメラ3台であり、今回、舞台袖から音声ケーブルをはわし養生しなければならず、通常よりも時間がかかりました。そして、準備が完了していない中、ゲネプロが始まってしまいましたが、焦ることなく冷静に舞台演技を見ながら10分後に完了し、いつものゲネプロ色温度チェックをしました。そして、いつもどおり本番を妥協なき綺麗な色合いで撮影することができました。
日曜日, 9月 16, 2012
XLRコネクターの卓マスタ出力端子
はじめに、XLRコネクターの卓マスタ出力端子が設備されていましたので、綺麗な音を録音出来ました。しかし、体育館でのイベント撮影で一番困るのが、音声出力端子のない放送室です。 また、伴奏曲を再生するアンプに音声出力端子が付いていないのも残念なことです。これらが満たされないと会場の雑音まじりと反響音の録音となり聞き取りにくくなります。
【しゃべらない司会者】
以前、肝心の演目と出演者名を一切しゃべらなかった司会者がいた。おまけに、音響スタッフがエコーを利かせ過ぎた為、響きすぎてよく聴き取れなかった。そうそう、デュアルモノを知らない音響さんがいた。
【暗い照明】
実は、写真もビデオも、暗い照明を歓迎していません。バレエの先生が肉眼で見て「もーちょっと暗くしてください。」と言う場合もありますが、信頼できる先生が、「もーちょっと明るくしてください。表情が見えません。」と言ってくれました。大歓迎ですね。
良い仕事とは、それぞれのスタッフが、自分の都合でするのではなく、お客様のお気持ちを理解し、「こうしたら喜んでくれる。」という努力をするべきだと思う。
【しゃべらない司会者】
以前、肝心の演目と出演者名を一切しゃべらなかった司会者がいた。おまけに、音響スタッフがエコーを利かせ過ぎた為、響きすぎてよく聴き取れなかった。そうそう、デュアルモノを知らない音響さんがいた。
【暗い照明】
実は、写真もビデオも、暗い照明を歓迎していません。バレエの先生が肉眼で見て「もーちょっと暗くしてください。」と言う場合もありますが、信頼できる先生が、「もーちょっと明るくしてください。表情が見えません。」と言ってくれました。大歓迎ですね。
良い仕事とは、それぞれのスタッフが、自分の都合でするのではなく、お客様のお気持ちを理解し、「こうしたら喜んでくれる。」という努力をするべきだと思う。
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